06-6476-7424

受付時間/月曜日〜土曜日 9:00~18:00




■問題PDF 



令和7年度_学力検査問題過去問【大阪】- 国語A
令和7年度_学力検査問題過去問【大阪】- 国語A 解答


■目次 


大問1
大問2
大問3
大問4
大問5






■大問1



一 次の問いに答えなさい。 次の(1)~(4) の文中の傍線を付けた漢字の読み方を書きなさい。また、(5)~(8) の文中の傍線を付けたカタカナを漢字になおし、解答欄の枠内に書きなさい。ただし、漢字は楷書で、大きくていねいに書くこと。



1-1(1):い日が続く。



解答 : あつ




1-1(2):競歩の大会で優勝する。



解答 : きょうほ




1-1(3):気力をい立たせる。



解答 : ふる




1-1(4):機械のねじをめる。



解答 : し




1-1(5):テツを加工して製品を作る。



解答 : 鉄




1-1(6):商店をイトナむ。



解答 : 営




1-1(7):次の駅でゲシャする。



解答 : 下車




1-1(8):リエキを分配する。



解答 : 利益




次の文の「 」に入るのに最も適していることばを、あとのア~ウから一つ選び、記号を〇で囲みなさい。



1-2:雨が降った。「 」、すぐにやんだので球技大会は行われた。

ア だから イ しかし ウ では



解答 : イ


解説 : この文は、前半で「雨が降った」という、球技大会の開催を妨げる可能性のある事態が述べられています 。しかし、後半では「すぐにやんだので球技大会は行われた」と、結果的に大会が開催されたという、前半の内容とは逆の展開が示されています 。

ア だから: 前半の原因から後半の結果が当然導かれる場合に用います。この文脈では雨が降ったから球技大会が行われたわけではないので不適切です。

イ しかし: 前半の内容に反する内容や、意外な内容が後半に来る場合に用いる逆接の接続詞です。雨が降ったにもかかわらず大会が行われたという逆接の関係に最も適しています 。

ウ では: 前半の内容を受けて、次の行動や状況に移る際に用います。この文脈では不自然です。








■大問2



次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。  興味というAは、わからないことから湧いてくるものだ。最初からすべてわかっていたら、それは知識B対象にはなるだろうが、興味を持つ対象にはならないだろう。「わからない」部分があるからこそ、「知りたい」という欲求が湧くのである。①「わからない」という時間にどれだけ耐えられるか、その耐えている時間こそが、〈知へのリスペクト)を醸成する時間なのである。
 どれくらい自分C中で問いや疑問を維持し続けられるか。この「わからない時間」に耐え、しかもそれを楽しむという習慣を、私たちはもっと大切にすべきだし、若い読者はぜひいまから心しておいて欲しいと思う。
 知りたいことがあまりに早くわかってしまうと、知りたいと思うこと自体に魅力が感じられなくなる。「知りたい」と思いながら周りの人に訊いても、誰もが「わからない」と答え、自分は「どうしてだろう」と思い続ける、そういう時間は却って心を豊かにしてくれる。新聞の連載小説のことを思い浮かべる。私は現在、毎日三つの新聞を読んでいるが、そこに連載されている新聞小説もまた、十数年間ずっと欠かさずに読んでいる。なかなかおもしろくてやめられない。  不思議なもので、連載が単行本化されて書籍の形になったものを読むときと、新聞小説の形で読むときとでは、まったく違った体験となる。
 これもやはり、「知りたい」と思いながら待つ時間の大切さに関係しているだろう。「次はどう展開するんだろう」と期待を持たせて一日分のストーリーを終わらせる。読むこちら側は、展開をあれこれ思いめぐらしながら、翌日の新聞を待つ。そして次の日「やっぱりこうなるのか」と納得したり、「ほう、にう来たか」と意外に思ったりしながら、また続きが気になる・・・・・・。何かがやってくるのを楽しみに待つ時間というのはいいものだ。
 私の少年時代は、不思議だと思ったことがあったとき、どうしてもその疑問を抱えている時間が長くなりがちだった。大人もすぐには教えてくれないし、調べるにも本が少なく、もちろんインターネットもなかった。
 せっかく「どうしてだろう?」と疑問を持っても、すぐに答えが見つからないままにそのままにしてしまったり、そのうちに忘れてしまうものもあっただろう。でも中にはずっと抱え込んだままになっていて、あるとき「そういうことだったのか!」とはっと気づいたりすることもある。
 研究者になってからもそういう状態は続いていた。いまの学生たちには想像もつかないかもしれないが、大学の図書館に行けば海外の雑誌がすべて読めるわけではなかった。
 生命科学の分野に限っても、月に何百冊も雑誌が刊行されていて、さまざまな論文が載っている。私の時代には、毎週図書館に送られてくる②「カレント・コンテンツ (Current Contents)」 という雑誌があり、これを頼りに必要な論文を取り寄せていた。「カレント・コンテンツ」は、論文のタイトル、著者名と著者の住所だけが載っている雑誌で、内容については知ることができない。イトルから内容を想像する以外ない。おもしろそうだと思ったら、その著者のもとに別刷り請求というはがきを送って別刷りを送ってもらうのである。自分の論文が出ると、どのくらいの数の別刷り請求が来るかは、大きな楽しみだった。論文の注目度をはかる目安でもあっただろうか。
 はがきは海外でもおそらく1週間ほどで届き、その返事として、希望の論文が船便で送られてくる。1か月ほど、ときには2か月もかかって論文を入手することがあった。その間、「あの論文にはどういうことが書かれているのだろう」などと想像したり予想したりしながら待つ。そして、海を渡ってようやく手元に届いた論文を読む。
 中には届く頃には興味が失せてしまい読まない論文もあった。いまからみれば非効率以外の何物でもないだろう。ところがその非効率的な時間が、「知りたい」という欲求を育てる、興味や好奇心を膨らませる大切な役割を果たしていたのだと思う。

(注)雑誌 ここでは、学問に関する専門雑誌のこと。
(永田和宏「待つことが苦手になった私たち」による) 『未来の科学者たちへ』



2-1:本文中のA~Cの下線部を付けた「の」のうち、一つだけ他とはたらきの異なるものがある。その記号を〇で囲みなさい。



解答 : A


解説 : A : ここでの「の」は、前に来る「興味という」という内容を受けて、「興味ということ」や「興味というもの」といった意味で使われています。これは形式名詞としての働きです 。

B : ここでの「の」は、名詞「知識」が名詞「対象」を修飾する、連体修飾格の働きをしています。「知識の対象」は「知識に関する対象」という意味合いになります 。

C : ここでの「の」も、名詞「自分」が名詞「中」を修飾する、連体修飾格の働きをしています。「自分の中」は「自分に関する中」という意味合いになります 。




2-2:①「わからない」という時間とあるが、「わからない時間」について、本文中で筆者が述べている内容を次のようにまとめた。a に入れるのに最も適しているひとつづきのことばを、本文中から十一字で抜き出しなさい。また、bに入る内容を、本文中のことばを使って十五字以上、二十五字以内で書きなさい。

aが湧くのは、「わからない」部分があるからであり、私たちは、問いや疑問を維持し続け、「わからない時間」にbである。



解答 : a 「知りたい」という欲求
b 耐え、それを楽しむという習慣をもっと大切にすべき


解説 : a:「aが湧くのは、「わからない」部分があるからであり」という記述に続く内容として、本文の冒頭部分に「「わからない」部分があるからこそ、「知りたい」という欲求が湧くのである。」とあります。
b:「私たちは、問いや疑問を維持し続け、「わからない時間」にbである。」という記述に続く内容として、本文中に「この「わからない時間」に耐え、しかもそれを楽しむという習慣を、私たちはもっと大切にすべきだし」とあります。




2-3:②「カレント・コンテンツ (Current Contents)」という雑誌とあるが、この雑誌について、本文中で筆者が述べている内容を次のようにまとめた。a、bに入れるのに最も適しているひとつづきのことばを、それぞれ本文中から抜き出しなさい。ただし、 は九字、 bは十字で抜き出すこと。

論文のタイトル、著者名と著者の住所だけが載っている雑誌であり、内容は a ため、読みたいと思ったら、その論文の著者にはがきを送ってb必要があった。



解答 : a 知ることができない
b 別刷りを送ってもらう


解説 : a:「論文のタイトル、著者名と著者の住所だけが載っている雑誌であり、内容は a ため」という記述に対して、本文中には「内容については知ることができない。」とあります。この文の「知ることができない」が、空欄aの9字という条件を満たし、文脈にも合致します。

b:「読みたいと思ったら、その論文の著者にはがきを送ってb必要があった。」という記述に対して、本文中には「その著者のもとに別刷り請求というはがきを送って別刷りを送ってもらうのである。」とあります。この文の「別刷りを送ってもらう」が、空欄bの10字という条件を満たし、文脈にも合致します。




2-4:次のうち、本文中で述べられていることがらと内容の合うものはどれか。最も適しているものを一つ選び、記号を○で囲みなさい。
ア 「知りたい」と思い続ける時間は心を豊かにしてくれるが、知りたいことが早くわかると、知りたいと思うこと自体がさらに魅力的に感じられる。
イ 新聞小説のような次の展開がわかりきっているものであっても、何かがやってくるのを楽しみに待つ時間というのはよいものである。
ウ何週間もかけて入手した論文の中には読まないものもあったが、その非効率的な時間が、興味や好奇心を膨らませる大切な役割を果たしていた。



解答 : ウ


解説 : ア 本文には「知りたいことがあまりに早くわかってしまうと、知りたいと思うこと自体に魅力が感じられなくなる」とあり、後半部分が本文の内容と異なります。

イ 本文では新聞小説について、「次はどう展開するんだろう」と期待を持たせると述べており、展開が「わかりきっている」とは書かれていません。むしろ、読者が展開を思いめぐらし、意外な展開に驚くことから「待つ時間」の良さが語られています。

ウ 本文には、論文の入手には「1か月ほど、ときには2か月もかかって論文を入手することがあった」とあり、「中には届く頃には興味が失せてしまい読まない論文もあった」とも書かれています。そして、「いまからみれば非効率以外の何物でもないだろう。ところがその非効率的な時間が、「知りたい」という欲求を育てる、興味や好奇心を膨らませる大切な役割を果たしていたのだと思う。」と明記されており、この選択肢が本文の内容と完全に一致します。








■大問3



次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。

この場面までのあらすじ
[ある所に、四、五人が集まり、そのうちの一人(亭主)が「私の家には昼に咲く珍しい朝顔がある」と言う。他のものたちが「嘘だ。経に咲く朝顔などあるはずがない」と言い、亭主の言い分を確かめるため、皆で見に行くことにした。] みなみな、午の刻になるを待つて、いづれも連れだち、見に行きける。亭主出でて、「まづ、庭へまわって見やしやれ」といふ。なるほど、ふに①違ひなく、午の刻になると、朝顔だんだんに咲きける。「これは不思議」と、みなみな打ち寄りて見るに、蕾もだんだんに開く。「こんな朝顔は、②どこにもあるまい」と賞めければ、朝顔「悲しや、今日もまた寝すごした」といふた。

(注) 午の刻:現在の午前十一時頃から午後一時頃をさす。



3-1:①違ひなくを現代かなづかいになおして、すべてひらがなで書きなさい。



解答 : ちがいなく


解説 : 「違ひなく」を現代仮名遣いに直すと、「ちがいなく」となります。




3-2:②どこにもあるまいとあるが、次のうち、このことばの本文中での意味として最も適しているものはどれか。一つ選び、記号を○で囲みなさい。

ア どこにでもあるのか
イ どこにもないだろう
ウどどこにでもあるはずだ



解答 : イ


解説 : 「まい」は、助動詞で、否定の推量(~ないだろう)や否定の意思(~するまい)を表します。この文脈では、朝顔が珍しいものであることを褒めているため、「このような朝顔は、他にどこにもないだろう」という否定の推量を表しています。

ア どこにでもあるのか: 存在を肯定する疑問形であり、文脈に合いません。

イ どこにもないだろう: 否定の推量を表し、「こんな珍しいものは他にないだろう」という意味に合致します。

ウ どこにでもあるはずだ: 存在を強く肯定する表現であり、文脈に合いません。




3-3:次のうち、本文中で述べられていることがらと内容の合うものはどれか。最も適しているものを一つ選び、記号を○で囲みなさい。

ア 亭主の家に来た人たちが庭にまわって朝顔を見に行ったところ、朝顔は午の刻になる前に咲き始めた。
イ 朝顔は午の刻になると咲き始めたが、亭主の家に来た人たちが近寄って見ると、すぐに花を閉じてしまった。
ウ 午の刻になって咲き始めた朝顔を亭主の家に来た人たちがほめたところ、その朝顔は寝過ごしたことを悲しんだ。



解答 : ウ


解説 : ア 本文には「午の刻になるを待つて」見に行ったこと、そして「午の刻になると、朝顔だんだんに咲きける」と書かれており、午の刻になる前に咲いたという記述とは異なります。

イ 本文には「午の刻になると、朝顔だんだんに咲きける」とありますが、人々が近寄った際には「蕾もだんだんに開く」とあり、花を閉じてしまったという記述とは異なります。

ウ 本文には「午の刻になると、朝顔だんだんに咲きける」こと、人々が「こんな朝顔は、どこにもあるまい」と「賞めければ(褒めたので)」、そして朝顔が「悲しや、今日もまた寝すごした」と「いふた(言った)」と書かれており、この選択肢の内容と完全に一致します。








■大問4



次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。

 美術作品の価値の一つとして、その作品が経てきた時間の長さがあると思います。一見、美術作品はいつまでも変わらない姿で存続していそうな気になりますが、人工物ですので何も処置しなければすぐに劣化していき、最後は朽ちてしまい、また適切に管理していても徐々に劣化が①進行します。劣化の主な原因として、太陽や照明などから出る紫外線・雨・風・温度・湿度・カビ・酸化などが挙げられます。美術館などではそういった劣化の原因となるようなものに対して、照明や空調設備など、様々な手立てを用いて美術作品を保護しています。適切に維持管理し、時には修繕を行うことで、数百年、数千年と長い時間、美術作品を保護することができるのです。②様々な手間をかけて保全するわけですから、それだけ価値のある作品が残っていると言えます。また、長い年月の中で作品が変化したことによる価値というものも、あるのではないでしょうか。
 石でできた彫刻作品や金属で出来た美術品などは、素材自体の耐久性が高いので、制作されてから数千年と長い時間を経ているものが数多くあります。それでも屋外などにほったらかしになっていれば、雨風で風化してしまいます。石膏像になっているような、古代ギリシャやローマ帝国時代の彫刻には、劣化や長い年月の間で起こったアクシデントによって③作品の一部が欠けているものが数多くあります。
 しかし、私たちはその欠けた姿を作品として見て、魅力を感じているのではないでしょうか。確かに、作品の一部が欠けた古代の彫刻は不完全なものとされ、あまり評価されないこともありますが、ミロのヴィーナスやサモトラケのニケのように、例え重要な部分が欠けていても、その美しさが評価され、値段の付けようがないほどの価値を持つものもあります。長い年月が経ち、部分が欠けたことによって、その欠けた部分を見る人それぞれが思い思いに想像することができ、そういった部分も含めて作品の魅力とされていると思います。
絵画作品は、絵の具や支持体(絵具がのる素材)の耐久性が低く、できるだけ保存効果を高めようと昔から様々な工夫、改良がおこなわれてきました。絵画の支持体の一つであるキャンバスは板絵から発展した画材です。仮絵は支持体に木板を使用したもので、紀元前からキャンバスが用いられるようになるまで絵画の主流だった画材です。板絵は木材を使用しているため、耐久性が低く湿度の変化や木材の水分量が多いと木板が反ったり、保存状態が悪いと腐ってしまったりと管理が大変で、古代ギリシャやローマ時代のものは、ほとんどが無くなってしまいました。キャンバスは亜麻の繊維でできており比較的入手や扱いが簡単だったため一四世紀以降、油彩の支持体として普及していきました。
 油彩の絵画はルネッサンス期の美術文化の活発化にともない数多くの作品が制作され、現存する作品もかなりの数があります。油絵具は経年劣化によって黄ばんだり、暗変したりするのですが、その経年劣化が逆に作品の趣をより良くすることもあります。かの有名なモナ・リザの背景の空は、薄暗い現在のこのような雰囲気ではなく、鮮やかな青だったのではと言われています。もし、現在も制作当時と同じような鮮やかな青であれば何か物足りなさを感じてしまうのではないでしょうか。このように現存する古い絵画は、作者だけでなく時間というものも、魅力をつくっているように思えます。
 今私たちが見ている、数百年、数千年と経った美術作品は、その作品が元から持っている美しさなどもありますが、本来の作者と時間というもう一人の作者によって、⑤新たな価値を付け加えられた合作であると言えます。

(御幸明寿「時間が作品をつくる」による)



4-1:次のうち、①進行と熟語の構成が同じものはどれか。一つ選び、記号を○で囲みなさい。

ア計測 イ 黒板  ウ加熱  工寒暖



解答 : ア


解説 : 「進行」は「進む」と「行く」という、どちらも「前に進む」という意味をもつ漢字が組み合わされており、並列型(類議結合)です。

ア 「計る」と「測る」という、どちらも「測定する」という意味をもつ漢字が組み合わされており、並列型(類議結合)です。
イ 「黒い」という形容詞が「板」という名詞を修飾しており、修飾型です。
ウ 「熱を」「加える」という、動詞と目的語の関係になっており、動賓型です。
エ 「寒い」と「暖かい」という反対の意味を持つ漢字が組み合わされており、並列型(対義結合)です。




4-2:②様々な手間をかけて保全するとあるが、本文中で筆者は、美術館などでは、どのようにすることで長い時間美術作品を保護していると述べているか。その内容についてまとめた次の文の「 」に入れるのに最も適しているひとつづきのことばを、本文中から十七字で抜き出し、初めの五字を書きなさい。

美術館などでは、様々な手立てを用いて「 」ことで、長い時間美術作品を保護している。



解答 : 適切に維持


解説 : 本文には、「美術館などではそういった劣化の原因となるようなものに対して、照明や空調設備など、様々な手立てを用いて美術作品を保護しています。適切に維持管理し、時には修繕を行うことで、数百年、数千年と長い時間、美術作品を保護することができるのです。」と書かれています。
この中で、「どのようにすることで」という問いに対する具体的な方法を示しているのは、「適切に維持管理し、時には修繕を行うこと」の部分です。




4-3:③作品の一部が欠けているものとあるが、ミロのヴィーナスやサモトラケのニケのような一部が欠けた古代の作品について、本文中で筆者が述べている内容を次のようにまとめた。 に入る内容を、本文中のことばを使って十五字以上、二十字以内で書きなさい。

作品を見る人それぞれが「 」ことができ、そういった部分にも、私たちは魅力を感じているのではないか。



解答 : その欠けた部分を思い思いに想像する


解説 : 本文中の「その欠けた部分を見る人それぞれが思い思いに想像することができ」という部分は、まさに「作品を見る人それぞれが」欠けた部分に対してどのような行為をするのかを具体的に説明しています。「思い思いに想像する」という行為が、欠けた部分に魅力を感じる理由となっていることが示されています。




4-4:④絵画作品とあるが、次のうち、絵画作品について、本文中で述べられていることがらと内容の合うものはどれか。最も適しているものを一つ選び、記号を○で囲みなさい。

ア 絵画作品は、絵の具や支持体の耐久性が低いため、紀元前から保存効果を高める工夫や改良が行われてきたことにより、まったく劣化することなく保存できるようになった。
イ 絵画の支持体の一つであるキャンバスは板絵とともに生まれた画材であり、亜麻の繊維でできているキャンバスは比較的入手や扱いが簡単だったため、一四世紀以降、油彩の支持体として していった。
ウ絵画作品に使用する板絵は、耐久性が低く、湿度の変化などによって木板が反ったり、保存状態が悪いと腐ってしまったりするが、古代ギリシャやローマ時代のものは、適切な管理によって現在もほとんど残っている。
エ 油彩の絵画はルネッサンス期に数多く制作され、現存する作品の数も多く、油絵具が経年劣化によって黄ばんだり、暗変したりすることによって、逆に作品の趣をより良くすることがある。



解答 : エ


解説 : ア 間違い。本文中に「油絵具は経年劣化によって黄ばんだり、暗変したりするのですが、その経年劣化が逆に作品の趣をより良くすることもあります。」とあるように、全く劣化することなく保存できるようになったという記載はなくむしろ劣化が良いものとして取り扱われています。
イ 間違い。キャンバスは板絵とともに生まれたのではなく、板絵から発展した画材です。
ウ 間違い。本文「板絵は木材を使用しているため、耐久性が低く湿度の変化や木材の水分量が多いと木板が反ったり、保存状態が悪いと腐ってしまったりと管理が大変で、古代ギリシャやローマ時代のものは、ほとんどが無くなってしまいました。」より、古代ギリシャやローマ時代のものが残っている所が間違いです。
エ 正しい。




4-5:⑤新たな価値を付け加えられたとあるが、本文において、このことばがどのようなことを表しているかということについて、次のようにまとめた。a、bに入れるのに最も適しているひとつづきのことばを、それぞれ本文中から抜き出しなさい。ただし、 aは八字、bは七字で抜き出すこと。

美しさなどの、その作品が a 価値だけでなく、数百年、数千年といった長い年月の中でbことによる価値を持つようになったということ。



解答 : a 元から持っている
b 作品が変化した


解説 : a:「美しさなどの、その作品がa価値」という部分に入る言葉として、作品が制作された当初から備わっていた、本来的な価値を表します。

b:「数百年、数千年といった長い年月の中でbことによる価値」という部分に入る言葉として、長い時間の中で作品に何らかの変化が起こったことが、新たな価値を生み出す要因になったことを表します。本文では、油絵具が経年劣化で黄ばんだり暗変したりすること、あるいは彫刻の一部が欠けたりすることが、かえって作品に趣を加えたり、見る人の想像力をかき立てたりする、といった内容が語られています。これらの現象は「作品が変化した」ことによるものです。








■大問5





5-1:体育祭に向けて、あなたのクラスでは、体育祭の応援用に垂れ幕を作ることになりました。あとのA~Cは、話し合いの中で、垂れ幕に書くことばとして出た案です。
あなたなら、どのことばを選びますか。次の条件1・2にしたがって、あなたの考えを別の原稿用紙に書きなさい。
条件1 A~Cの三つのことばから一つを選ぶこと。また、そのことばを選んだ理由を書くこと。
条件2 百八十字以内で書くこと。

※三つのことばをそれぞれA、B、Cと表してもよい。
A 笑顔咲く クラスをこえて 楽しもう
B あきらめないで、ラストまで
C 必勝 〇組!
※にはあなたのクラスが入る。



解答 : 問題文の条件にそって記述してください。※解答省略



PAGE TOP